店主の家作りに対する思い

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家作りに興味が無かった
少年時代

工務店を営む松や桧など、木の臭いが立ち込めた家庭で育った少年期の私は、建築には全く興味が無く、日曜、祝日も仕事ばかりの父親とは何かをして遊んでもらった記憶も無く、休日にはキャッチボールや何処かへ遊びに連れて行って貰えるサラリーマンの友達の家庭が羨ましかったことを覚えています。

物心がついた頃、夏休みを利用して現場に出て手伝いもしましたが、真夏に一日中現場の片付けなど、埃まみれの仕事ばかりで、遊びたい盛りの私には1日が長く、苦痛に感じたものでした。

大人になって選んだ道

高校と大学に進学していき、大学に入って初めてこれからの人生のことを考えました。自営業の家庭で育ったせいか、卒業して会社に入るよりも、大工職人となって自らの手腕で食べていきたい気持ちがあったのでしょう、そうなると大学の授業は役に立たないと思い始め、大学を中退して父の下で働き始めました。

この仕事で食っていくと決めると腹も据わり、職人道を目指し、嫌だった現場の片付けや解体工事など、進んで土木作業を毎日、泥と埃にまみれて、毎日へとへとになるまで働きました。

旧態依然の仕事環境

徒弟制度の意識が残っていたのか、私と年齢の差も大きかった常用の大工職人からは、大工工事はさせて貰えず、代わりに解体や土木作業、左官の手伝い、大工のやりたがらない仕事ばかりを2、3年続けていました。

その時の大工さんに「左官の手伝いさん」と揶揄されたことがきっかけで、「俺はこのまま大工にはなれないのだ」と思うようになりました。年齢的にも、20代半ばになろうかという頃です。
それならばと建築の知識を身に付け、工事管理の道を選ぼうと夜学で建築の専門学校に通いました。思えば建築の知識を身に付け、その時の大工さんに追いつけ、追い越せの気持ちがあったのだと思います。

父親は常用の大工さんをとても大事にしていましたが、私から見ると過剰に思え、お客さんより大工さんを大事にしているのではとさえ、感じました。

バブルの崩壊

バブルの崩壊とともに仕事の量が減っていきました。昔の考え方のまま工事をしていれば敬遠もされてもいくでしょう。

それでも私なりにどうすれば仕事を取ることができるだろうかと真剣に考え、これまでの仕事の進め方を変えるよう父親に促したのですが、それまでやってきたやり方を変えることは実際には無理でした。

もう駄目だ、
他で就職するしかない

そうこうしているうちに、本当に仕事が僅かになりました。そんな状況でも父親は、常用の職人には自分の倉庫の片付けなどをさせてまで給料を支払っていました。ですが、そんなこともそう長くは続きません、職人は一人減り、二人減りしていきました。このままではいけない、自分でなんとかせねばと思い、当時結婚をして子どもも居た私は、自力でなんとか仕事を取れるよう父親から独立する形で設計事務所を開設したのです。

お金なんてありません。自分で広告も作りました。一軒一軒の家を廻りながらポストに投函し、小さな広告も出しましたが、いくら待っても、問い合わせは一件もありませんでした。

もうこれまでだ、他で就職するしかないと考えていた頃、不動産屋に勤める同級生から仕事の話を聞くことができたのです。

信頼を得るために、
必死にがんばる

とにかく必死でした。請負金額に余裕もなく、支払いも完成後と、決して楽ではありません。それでも信頼を失ってはいけないと、そればかりを考えながら、毎日夜遅くまで、休みも取らずに仕事をしました。昼は現場に出て実作業と現場の管理。夜はお施主様との打合せ書類や見積書の作成。
管理も打合せの方法も、見積の仕方さえ誰かに教わった経験も無かったのですが、全部自分でやりきりました。

皆さんの応援があったから

そんな風にコツコツ真面目に仕事をこなしていると、信頼も高まり、多くの受注を頂くようになり。「有限会社すずらん工務店」として会社組織に発展いたしました。
そして、いろんな方との出会いから新たなお仕事のお話を頂けるようになり、その後増資を行なって有限会社から「株式会社すずらん工務店」へと更なる発展を遂げることができたのです。

お蔭様で、今では建築工事業だけではなく、設計事務所と宅地建物取引業の許認可も得ることができました。『リリーズホーム』の名称は一般のお客様から直接お話があった場合に用いらさせて頂いております。そして、業者様からお客様をご紹介して頂いた場合は、今までどうりすずらん工務店の名称を用いています。その理由は紹介して頂いた業者様を立てることを忘れないためです。

一軒入魂

「一軒入魂」この気持ちが私の家作りの原点です。住宅工事は高額です。それ故に、良い施工を提供していく努力と向上心が常に必要であると考えます。良い商品提案と正しい知識。それと良い施工があってこそ、それに見合った対価を頂くのですから当然のことです。
スタッフにも「家作りは自分の家を作る気持ちで仕事をしなさいと」言い聞かせています。自分の家だと思えば、釘一本、ビスひとつにも、気を付けます。提案する際にもお客様の側に立った考え方でより良い提案もできるからです。

お客様に喜んでもらえることが
遣り甲斐です

この仕事の遣り甲斐は、完成した住宅にご満足頂き、喜んで頂けた時です。
家作りは家族を巻き込んでの一生に一度と言ってよいぐらいの大イベントです。細かな打合せを重ねて、思いどおりの家ができ、お客様に喜んで頂ければ、私建ちはそれ以上に嬉しいのです。

春夏秋冬、完成したピカピカの家も家族の成長とともに、衰えていきますが、そこで生活するご家族が笑顔でお過ごしになられることを心よりお祈りする次第です。

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